画像・動画・画面キャプチャを、レトロPC/CRT風のフィルターとローファイ音声エフェクトで加工しながら再生するプレイヤーです。 本書はアプリの使い方をまとめたユーザー向けマニュアルです(開発者向けの実装メモは docs/issues/ を参照してください)。
| 配布形態 | 説明 |
|---|---|
| デスクトップアプリ(Tauri) | macOS / Windows / Linux。フル機能(後述の mDrop・ffmpeg 変換を含む)が使えます |
| Android アプリ(Tauri) | mDrop・ffmpeg 変換・仮想デバイス機能は無効。ファイル再生・フィルター・音声エフェクトは利用可能 |
| Chrome 拡張機能 | 現在開いているタブをキャプチャして加工、または他のWebページの動画・画像にフィルターを重ねる「Overlay」機能 |
| Web版(ブラウザ) | ドラッグ&ドロップ・ファイル選択・画面キャプチャで再生。mDrop はネットワーク越しに稼働中のデスクトップアプリへアクセスする形でのみ利用可 |
左上の ☰ (ハンバーガー) ボタンを押すとメニューが開きます。
ハンバーガーボタンを長押しすると、ツールバー全体を非表示にできます(配信・鑑賞用にUIを隠したい時向け)。非表示中は左上に小さな半透明ボタンが残るので、それを押すと元に戻ります。
このほか、メディアファイルを画面にドラッグ&ドロップして読み込むこともできます。
| 種別 | 直接再生できる形式 | ffmpeg変換(HLS)が必要な形式 |
|---|---|---|
| 動画 | mp4, m4v, webm, ogv, mov | avi, flv, mkv, wmv, ts, m2ts, mts, divx, xvid, rm, rmvb, 3gp, f4v, asf, vob, mpeg, mpg, m2v, mxf |
| 音声 | mp3, wav, ogg/oga, m4a, aac, flac, opus | — |
| 画像 | png, jpg/jpeg, webp, gif, svg, avif, heic/heif | — |
| その他 | mDrop 経由で共有された pdf / epub / zip(cbz) はブラウザ内でプレビュー可能(動画ではなく閲覧用) | — |
ffmpeg変換が必要な形式は、デスクトップアプリで ffmpeg が有効な場合のみ再生できます(詳細は後述の「mDrop」参照)。
1曲ループ → 自動で次へ → 全曲ループ → ループなし の順に切り替わります複数のメディアファイルをまとめて読み込むと、連続再生用のプレイリストになります。
プレイリストにするには:
この条件を満たすとプレイリストとして読み込まれ、下部コントロールパネルの前後スキップボタンが有効になります(1件しかない場合や条件を満たさない場合は先頭の1件だけが読み込まれます)。
再生中の挙動はループモードによって変わります:
| ループモード | 曲が終わったら | 手動スキップ(長押し) |
|---|---|---|
| 自動で次へ | 次の曲へ進む。最後の曲まで再生したら停止(先頭には戻らない) | 次/前の曲へ移動可能。最後尾・先頭では止まる |
| 全曲ループ | 次の曲へ進み、最後の曲の後は先頭へ戻って再生し続ける | 次/前の曲へ移動可能。最後尾・先頭では止まる |
| 1曲ループ / ループなし | プレイリストにはならず、選んだ中の最初の1件だけを再生 | — |
※ 現在の再生位置(「何曲目/全何曲」など)を表示する専用UIはありません。前後スキップボタンと自動再生の動きだけでプレイリストの進行を確認できます。 ※ ループモードを途中で切り替えても、すでに読み込んだプレイリストの内容自体は変わりません(次に曲が終わったときの挙動が変わるだけです)。
| キー | 動作 |
|---|---|
| Space または K | 再生・一時停止 |
| ← (左矢印) | 5秒戻る |
| → (右矢印) | 5秒進む |
| J | 10秒戻る |
| L | 10秒進む |
※ 入力欄にフォーカスがある間は無効になります。
| ボタン | 動作 |
|---|---|
| Power | レトロフィルターのON/OFF |
| Hi-Res(絞りアイコン) | 描画解像度を 1x / 2x で切り替え |
| 明るさ(−/%/+) | 40%〜200%の範囲で5%刻みに調整。ウィンドウ幅が480px以上の時だけここに表示され、それより狭い時は「More」メニュー内のスライダーに統合されます |
| Fit width | プレビューを横幅いっぱいに広げる/戻す |
| Pin | スクロールしてもプレビューを画面内に固定表示(Maximize中は使用不可) |
| Maximize | プレビューを全画面表示。もう一度押すか Esc で解除 |
| 録画(●/■アイコン) | フィルター適用後の映像を録画。もう一度押すと停止して書き出し(幅360px未満では「More」メニューに移動) |
下部の「Video」タブを押すと開きます。長押しで Power と同じフィルターON/OFFを切り替えられます。
各項目はスライダーやチェックボックスで、動かすとリアルタイムにプレビューへ反映されます。まずはプリセットを選んでから微調整するのがおすすめです。
下部の「Audio」タブを押すと開きます。長押しで音声エフェクトのON/OFFを切り替えられます。
下部の「Reset」ボタン:
Native再生モードは、レトロフィルターを適用せずOSネイティブの動画再生に切り替えるモードです。特定の環境(Windows上でのHLSストリーミング再生など)でフィルター経由の再生が不安定な場合の代替手段として使えます。
下部コントロールパネル右端のアイコンから:
retro-YYYYMMDD-<timestamp>.retro.json として書き出します.retro.json をファイル選択またはドラッグ&ドロップで読み込み、即座に設定へ反映しますお気に入りの見た目・音を作ったら保存しておき、別のメディアを開いたときに読み込んで使い回せます。
デスクトップアプリのみの機能です(Android / Chrome拡張 / Web版では使えません)。同じネットワーク内の別端末(スマホなど)からブラウザ経由でファイルを送り込めます。
画面右上に「mDrop」ピルボタン(Wifiアイコン)が表示されます。クリックと長押しで別々の動作をするボタンです。
| 操作 | 動作 |
|---|---|
| クリック(短押し) | 転送用サーバーのON/OFFを切り替え(アプリ起動時は自動でON)。デフォルトはアプリ自身が使う内部通信用で、他の端末からは見えません |
| 長押し | 「共有モード」のON/OFF。ONにすると画面に IP:ポート(例: 192.168.1.5:7878)が表示され、他の端末のブラウザから直接その URL を開けるようになります |
隣に「ffmpeg」ピルボタン(波アイコン)も表示される場合があります。ONにすると、ブラウザが直接再生できない動画形式(mkv/aviなど)をHLSストリーミングとして配信できるようになります(ffmpegがインストールされた環境が必要)。
chrome://extensions から読み込む、または Chrome ウェブストアからインストールして使う簡易版です。拡張機能アイコンをクリックするとポップアップが開きます。
.retro.json とは別管理)docs/issues/windows-tauri-hls-webaudio-bypass.md を参照してくださいdocs/issues/knowhow-os-browser-for-retroplayer.md に一覧をまとめています