FX INTRODUCTION / 03 / 下書き

Distortion:波形の山を丸める

Gainを上げるだけでは波形の形は変わりません。今回は大きい値ほど伸びにくくなる関数を使い、音色を変えます。

作成中の記事です。サンプルは試聴しながら調整していきます。Runで再生、Stopで停止。値を編集したらApplyします。別のiframeを試す前に、再生中のものをStopしてください。

組み込みFXで聴く

設定意味
drive入力を押し込む倍率
mix原音と加工音の混合率

FX Monitorでnoneを選ぶと、組み込みFXを通った後の波形が見えます。noneは素通しなので、入力と出力は重なります。組み込みFXの加工前後を示すものではありません。

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PCMをどう加工するか

今回の関数はtanhです。0付近ではほぼ直線ですが、大きな正負の入力では±1へ近づきます。サイン波の山が丸まり、新しい倍音が生まれます。入力に掛けるdriveは歪み量、最後に掛けるgainは出力音量です。音量が大きくなっただけの印象と、音色の変化を分けて聴きましょう。

input[ch][i]は入力の1サンプルです。chは左右の音声チャンネルで、FMの物理CHではありません。前のブロックから持ち越す値はstateに保存します。processから外側の変数は参照できないため、設定値はcontextへ入れます。

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FX Monitorでdistortion-labを選ぶと、この処理の入力・出力を比較できます。

  1. driveを1、10、40と変え、gainも調整して音量を近づけて比較します。
  2. FX Monitorで波形の山と、Spectrumに増える倍音を見ます。
  3. gainだけを変えると、波形の形より高さが変わることを確かめます。

この例の範囲

学習用は単純なtanhです。組み込み版のdrive上限は20でmixも持ちます。強い非線形加工では折り返し雑音も生じ得ます。この例はオーバーサンプリングをしません。

波形は時間方向の変化、Spectrumは周波数成分の強さを見る道具です。短い表示窓や表示の平滑化で見えにくい変化もあります。音を聞きながら、設定を1項目ずつ変えてください。