FX INTRODUCTION / 14 / 下書き
Reverb:遅延を重ねて残響を作る
Delayの繰り返しを複数重ねて、音が空間に残るような響きを作ります。
作成中の記事です。サンプルは試聴しながら調整していきます。Runで再生、Stopで停止。値を編集したらApplyします。別のiframeを試す前に、再生中のものをStopしてください。
組み込みFXで聴く
| 設定 | 意味 |
|---|---|
| mix | 残響音の割合 |
| room | 残響の伸びに関わる相対値。秒や部屋の寸法ではありません |
| damping | 残響の高域を減衰させる程度 |
| tone | dampingの別指定(Hz表記)。独立したEQではなく、この例では使いません |
FX Monitorでnoneを選ぶと、組み込みFXを通った後の波形が見えます。noneは素通しなので、入力と出力は重なります。組み込みFXの加工前後を示すものではありません。
PCMをどう加工するか
異なる長さの4本の遅延に音を送り、それぞれにフィードバックを掛けます。戻す音の高域を少し落とすと、反射のたびに暗くなる残響を作れます。
input[ch][i]は入力の1サンプルです。chは左右の音声チャンネルで、FMの物理CHではありません。前のブロックから持ち越す値はstateに保存します。processから外側の変数は参照できないため、設定値はcontextへ入れます。
liveFxで試す
context.sampleRateの48000は仮の値です。FX Monitorに表示される実際の出力レートに合わせてください。時間や周波数の計算に使い、ブラウザーの出力レート自体を変更する設定ではありません。
この例はresetState: trueなのでApplyすると保存した音を消してバッファを作り直します。余韻は途切れます。通常の同名liveFxはstateを維持します。
FX Monitorでreverb-labを選ぶと、この処理の入力・出力を比較できます。
- mixを1にして残響だけを聞き、その後0.3へ戻します。
- feedbackを0.4と0.8で比較します。
- dampingを0と0.8で比較し、余韻の明るさを聞きます。
この例の範囲
この4本だけの構造は金属的な響きが残りやすい簡易版です。組み込み版はさらにall-passによる拡散を行います。自然な部屋や畳み込みリバーブを再現する例ではありません。短いMonitor窓だけでは残響全体を捉えにくいため、音源が止まった後も耳で確かめてください。
波形は時間方向の変化、Spectrumは周波数成分の強さを見る道具です。短い表示窓や表示の平滑化で見えにくい変化もあります。音を聞きながら、設定を1項目ずつ変えてください。